2016年11月5日 hpgrp GALLERY NY
2016年10/28(金)〜12/3(土)
「TENGAI 3.0」展

空山基/淺野健一/伊藤大朗/feebee/加藤美紀/影山萌子/天明屋尚


*好評につき、会期が11/19から12/3まで延長されました*

hpgrp GALLERY NY(ニューヨーク,アメリカ)

434 Greenwich Street, New York, NY 10013
t. +1(646)838-8979
Open:11:00 〜18:00
Regular holiday:Sunday, Monday
Email: hpgrpgallery@hpgrp.com

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10月28日はオープニングレセプションでした。
前日の大雨は止んだものの、ものすごい風、ものすごい寒さでした。
そんな中沢山の方がいらしてくださいました。
今回ニューヨークに行ったのは、キュレーションしてくださった天明屋尚さん。同時期にチェルシーのJacob Lewis Galleryで個展がある空山基さん。hpgrp GALLERY所属作家の淺野健一さん。feebeeさん。影山萌子さん。私。なのでとても賑やかでした。みんなたまたま行けることになった…という感じで、行き方も目的もバラバラだったのでちゃんと会ったのは空山さんの個展のオープニングとグループ展のオープニングだけだったかも?

英語が話せないながらも、単語だけで沢山おしゃべりしました。とても貴重な経験でした。
ニューヨークの地で沢山の方に観ていただけましたら幸いです。

今回、私は3点の絵を出品いたしました。
トップ画像の左から、『夜桜』『日ノ本』『逆鱗』です。
説明が必要かどうか悩みましたが記載します。

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日本はやおよろず(八百万)の神の国。

万物に神を見る太古の「精霊崇拝」の影響を残し、
あらゆるものが祀られることで神となるのが神道。
外から1柱やってきても柔軟に受け入れ日本風にそれを尊ぶ。

どんな宗教も日本に入ると日本風になってしまう。
先祖の霊を信じる独特の民間信仰となるのかもしれない。
宗教は時代や権力と共に変化しつつも、すべてに神が宿りゆえに大切にする…という考えは日本人の根底にある性質として変わらない。

永く日本は日本として在る。
世界で一番続く皇室を持つ。

自然環境や社会環境が厳しい中での神様、民族争いや宗教戦争の歴史…
国のあり方はそれぞれ違うので、日本のように宗教に寛容でいられるのも恵まれているのかもしれない。
しかし、捨てることはできず殺し合うなら、認め合い柔軟になるより他にない。と、思う。

平和や幸せを願っているであろう神が争いの理由となり、正義に宗教が掲げられる時、「宗教と平和」について考えさせられる。



タイトル:日ノ本(ひのもと)
HINOMOTO

天照大御神(アマテラスオオミカミ)、日本国を統べる女神。太陽神。皇室の祖神でもある。
印は三種の神器、八咫鏡(ヤタノカガミ)・八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)・草薙剣(クサナギノツルギ)。
今年伊勢志摩サミットで注目を浴びた伊勢神宮に祀られる。
伊勢神宮では20年に一度正殿や宝物を全て作り替える式年遷宮があり、それにより神は若返るという。
最近は2013年に行われた為、少女の姿で描かれている。
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タイトル:夜桜(よざくら)
YOZAKURA

日本の狐は人に化ける。今宵は満開の桜で花見…
稲荷は日本で一番数の多い神社である。全国に32000社あり、屋敷神など個人で祀っているものも含めればその数は膨大である。
穀物や食物の神を主祭神とし、神使は白狐である。
本来は農業の神であったが、今では産業全般の神であり、商売繁盛を祈る。
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タイトル:逆鱗(げきりん)
GEKIRIN

龍の喉元には逆さに生えた鱗があるという。それに触れた者は龍の怒りを受け殺される。
山形県の善寶寺には男女の龍が棲んでいる。
古来より海の守護神として航海安全、大漁祈願を祈っていた。
現在の海洋汚染、乱獲、海は何を思うか…
紫木蓮の花言葉は『自然への愛』
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全て
制作年:2016年
画材:ワトソン紙、ガッシュ
サイズ:53cm x 45.5cm(F10)