2012年4月28日 胡蝶之夢

〔荘子が、蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが、自分が夢で蝶となったのか、蝶が夢見て今自分になっているのかと疑ったという「荘子(斉物論)」の故事による〕 (1)夢と現実との境が判然としないたとえ。 (2)この世の生のはかないたとえ。 「春の夜のひと時、―の戯れに/謡曲・船橋」三省堂提供「大辞林 第二版」より

姪っ子ちゃんの学校新聞を読みながら「自分の四字熟語って何?」と妹に尋ね、先生の紹介と
供に載っている四字熟語をチェック。
「一期一会」「誠心誠意」「一生懸命」・・・うん。いかにも小学校の先生が言いそうだ。
「花鳥風月」「百花繚乱」・・・わかる。字を見ただけでトキメくもの。
さて、私が人生と重ねてこうありたいと思う四字熟語ってなんだろう??改めて聞かれたら答えられないな。。。今度は姪っ子ちゃんの四字熟語辞典を開いて我が心の四字熟語を探し始めた。

「思い立ったが吉日」的な「石橋を叩かず突っ走る」性格な気もするし、「笑う門には福来る」的な前向きな笑顔の人でありたいし。もちろん漢字四文字の表現でね。しかし、もっと自分の制作人生を反映するような「これだ!」ってものがある気がするのだけどー。。。パラパラ。。。
「え!?これって四字熟語なの!?」と目に留めたのが『胡蝶之夢』
この話しは小説や映画などで度々耳にし、その度にぐっとその世界に惹き付けられるエピソードだったけれど、四字熟語でいいの?と聞き返したい感じ。「の」を「之」にしたから四字熟語になりました〜!おめでとう〜!パチパチパチ〜!みたいな?まあいいか。四字熟語だって言うのだから。
ちなみに私がぐっときてい
るのは、(2)じゃなくて(1)の「夢と現実との境が判然としないたとえ」って方ですよ。
正にこうありたいじゃない!ゲームに夢中になれないのは頭の中の世界を冒険する方が楽しいからだと思う。テレビや本よりも作る事が好きなのは誰かの世界よりも自分にしか行けない秘密の場所があるからだと思う。制作する人はみんな瞬間移動が大得意。蝶の心にも行ける「どこでもドア」をいつでも必ず持っている。
しかも私がアイコンとして名刺やホームページで使っているのは正に胡蝶。コレ、採用でしょ!

って事で、我が心の四字熟語は『胡蝶之夢』に決まりました。
ひとつ人生の課題をクリアした気分です。お子さんがいて子供の宿題をみながら一緒に勉強し直しているママさんは学ぶ事が多いだろうな〜。羨ましい。

『胡蝶之夢』のごとく、夢とうつつを行き交い、自分が蝶の見る夢なのではないかと真剣に恐ろしくなるような、そんな本気の制作人生を歩めたら最高だと思います。
今はまだまだ沢山の常識がうつつでクモの巣を張っておりまして、そこに私は囚われています。や、非常識な人間になりたいわけでも、奇を衒いたいわけでも、人様に迷惑をかけたいわけでもないのですよ。一応言っておきますが。

さてさて全く話しは変わりますが。私の4月、前半は2年ぶりのヒドい風邪をひきまして、絶不調でした。
ノドと咳の他は元気なので仕事はできましたが、苦しくて5日間眠れないという快挙を達成。うち2日はあえて徹夜を選んだのですが、咳にまみれると「眠い」とかいう感情さえ消えるのですね。ボケっとしていたとは思いますけど。。。健康あってこそだと思い知ります。
おかげで今年は完璧に桜を見逃しました。春一番が吹かなかった今年のように、味が全くしない春でした。

おっと!うっかり画像の説明を忘れるところでした。100号、木枠を組み立ててみました(黒いのはひなちゃん)。むむうー。でかい!大学の卒業制作以来です。こんなだったっけ?こんなだったかもね?世の中の画家さん、特に現代アートの方なんて、これの10倍くらいのを描いていますから感覚は人それぞれですが。私は机にのせて描けるイラストばっかりだったもので「やー久しぶりですね!」と見上げる首が痛い。
そしてこれを運ぶ事を考えると苦悩。すごく大きくてカッコイイ四駆に乗っている友人に「運べませんか?」と聞いてみたところ、チャレンジしてもらうも全然乗らなかった!やっぱりトラックじゃないとダメなのか?搬送代っていくらかかるわけ?まだ描いてもいないのにそんな心配をしている私なのでした。。。

本日新緑も眩しいゴールデンウィーク突入!
自分が休む休まないは関係なく、大型連休のゆっくり流れる空気が大好きです!うきうきしながらひなちゃんのお散歩♪