2011年4月26日 愛LOVEひなちゃん

テレビを修理に出して2週間。ニュースも何もない日々に慣れてきた今日この頃です。
あえて情報から離れた時間は現実逃避で、震災も放射能も無い平和な世界です。それでも仕事で会えば「これからの日本」について語らうので、全く忘れる事などありませんが。

つかの間、今日の献立とか、洗濯物と天気とか、ひなちゃんの体重とか、そんな呑気な事だけ心配しておりました。
買い物途中の藤棚には見事な白と紫の花が咲き乱れ、足下には沢山のチューリップ。もう春爛漫です。
自転車を止めて花に魅入ったり、絵の中の風景に思いを馳せたり、流れている音楽を考えたり、ひなちゃんの毛玉を探して切ったりほぐしたり。
そんな私の今日の日記は、世間とかなりズレているのではないか?と思いつつ、春の日だまりのような愛おしいひなちゃんについて話そうではないか。

ひなちゃんは現在7歳のミニチュアダックスフンド。ラッちゃんが死んで一年後にやって来た女の子です。ラッちゃんがいた18年前はまだ黒いダックスは珍しく、あの頃作ったラッちゃんの便箋は沢山売れましたっけ。今では通りすがりの子供に「普通の犬!」と言われてしまう位ポピュラーに。

ダックスの人気も第一位から下降した7年前、私のアパートに遊びに来た妹が「すごく便利なハンガーがあるんだよ!」と言うので、近くのホームセンターに買い物に出かけました。
ハンガーを買いに来たのに足はついついペットショップへ。狭いケースで同情を引く犬達は、思い思いに寝たり吠えたりいたずらしたり。そんな中、こちらに目線を送るくりくりのロングヘアーの女の子。5ヶ月。どこかラッちゃんに似た顔立ちに妹は「運命の出会いだ!」とガラスにへばり付いてしまいました。極めつけに傍らの姪っ子ちゃん(当時2歳)が「ラッちゃんおかえり。」と声をかける。。。
すぐにも衝動買いしそうな妹に「ちょっと冷静になって考えよう」とファミレスへ連れ出しました。とりあえず二世帯している両親にお伺いを立てなければいけないので、おそるおそる電話。答えは「すぐ連れてこい!」の即答。どうやらみんな犬のいない生活に耐えきれなくなっていた様子でした。猫を飼いたがっている妹の旦那さんは無視して(事後承諾)、母が車で駆けつけました。

あんなにバラバラだったケースの犬達が、出されたひなちゃんを一斉に見つめていて、ぎゅっと胸が締め付けられたのを覚えています。
妹達がゲージやらエサやらを買いあさる30分間、私がひなちゃんをずっと抱っこしていました。
旬を過ぎた犬に買い手がつき、ペットショップのお姉さんも「本当に性格が良い子なんですよ!」と嬉しそう。
ひなちゃんは、ぺろぺろぺろぺろひたすら私の顔を舐め、耳の匂いをふがふが嗅いでくすぐったく、それはそれは可愛い子犬でした。
痩せっぽっちで筋肉も無く、ズルズル腰砕けになって歩くのですが、それでもしっぽフリフリ嬉しそうにヨチヨチ。さっき目が合った瞬間に運命の赤い糸は繋がってしまったのでしょうね?
ひと通りの買い物が済むと、ひなちゃんはケーキの箱に入れられ、ブーンと実家に運ばれて行きました。

妹は、猫が欲しい旦那さんを無視したお詫びに名付け親の名誉を授けたのですが、ひな祭り生まれだから「ひな」と即決された。そそそそそそんな簡単!?まあ、今となってはピッタリなのですが(弱っちくてまるで鳥のヒナみたいだし)。
ひなちゃんの本名(血統書)は「ダイヤモンド」。ダイヤモンドちゃん。生まれた時どれだけ可愛かったのだろう?ブリーダーさんの愛をひしひし感じる名前です。あ、「ひな」ちゃんにも愛はあるある。多分。

痩せっぽっちだったひなちゃんも、妹の愛でどんどん大きく育ち、歯も生え変わりました。
ところが、真っ白だった乳歯は、虫歯のようなボロボロの永久歯に変わってしまったのです。お医者さんよると子供の頃大病した犬はこうなる事があるそうで・・・。ペットショップに問い合わせると「風邪で5日間入院したことがある」とのこと。本当に風邪で?風邪???なんでもいいので、とにかく元気に長生きしてくれればそれでいい!
ひなちゃんを触るとちょっと骨がへん。頭のてっぺんに突起があり、胸の骨も怖い位出ている。今でこそお肉で埋まってしまいましたが。。。そんな不憫さもあり、さらに愛が注がれていきました。

このように、妹にも家族にも愛されていたひなちゃんが何故私の犬になってしまったのでしょう?
多分あれ。あれが悪かったのです。最初の30分。ペロペロ舐められたあの時に私がママだと刷り込まれてしまったらしいのです。
私が実家に遊びに行くと超大歓迎!帰ってしまうと食欲不信で吐く始末。あまりにもなつくものだから犬禁止のアパートにこっそり連れ帰り預かったりもしました。
そんないきさつがあったので、私が実家に戻った瞬間に私にべったりになってしまい「2008年3月31日マシュマロが来た!」にツヅク。

今となってはひなちゃんのいない生活など全く考えられません。四六時中くっついているし、しょちゅうひなちゃんと話しているし、ひなちゃんを見ているだけでじんわ〜っと心が温かくなります。
写真は左から、ペットショップの出会いのひなちゃん。ニヤリと笑うひなちゃん。犬Bagがお好きなひなちゃん。
ああかわいい!食べちゃいたい。愛LOVEひなちゃん!
他人の子供と犬の話ほどツマラナイものはない・・・とお聞きします。。。まあ、いいじゃないか!大好きなんだもーん。